消費税増税に伴うポイント還元の対象になったnanacoとWAON シニア特典付き電子マネーを比較してみた

nanaco(ナナコ)WAON(ワオン)は大手スーパーグループが発行する電子マネーです。
高齢者の方の中にはキャッシュレス決済に拒否反応を示す方がまだまだ多いようですが、これらのカードはクレジットカード機能を付加しなければチャージした分だけしか使えないので、出費を自分でコントロールしやすくなっています。
カード嫌いの方が試しに使ってみる上でピッタリのカードではないでしょうか。

また、2019年10月の消費税増税時にポイント還元という形で恩恵を受けられそうですので、このタイミングで一度内容を確認してみたいと思います。

2019年8月nanaco(ナナコ)WAON(ワオン)が決済事業者として正式に登録されました。
ただし、ポイント還元事業の対象となるのは中小企業やコンビニなどということなので、イトーヨーカドーやイオンはその対象にならないようです。
 
今回は、クレジットカードが苦手な方が電子マネーを試してみるという前提で考えますので、純粋に電子マネーだけのカードを比較しています。
 

電子マネーとは

nanaco(ナナコ)やWAON(ワオン)楽天Edy(エディ)Suica(スイカ)など現金を持たずに買い物ができるカードのことで、JR東日本のSuica(スイカ)のような交通系と呼ばれるものや、楽天Edy(エディ)など商業系と呼ばれるものなど多くの種類が流通しています。カードで支払いが完了しますので、お釣りの小銭で財布が膨らむこともなくなります。
あらかじめ任意の金額をチャージすることで使えるタイプ(プリペイドタイプ)と、後から支払うタイプ(ポストペイタイプ)の2種類があります。プリペイドタイプのものは、自分でチャージした金額までしか使用することができませんので、気付かないうちにたくさん買い物をしていたなどということを避けることができます。

nanaco(ナナコ)

基本情報

nanaco(ナナコ)はセブン&アイグループが運営する電子マネーです。セブンイレブンやイトーヨーカドーをはじめ、多くの店舗で使用することができます。
nanacoが使える主な店舗はこちらをご覧ください。

入手方法    :発行カウンターのある店舗やインターネット経由で入手できます
発行手数料   :300円
ポイント    :買い物200円(税抜)につき1ポイント
ポイント交換  :1ポイント ⇒ 1円

ポイント有効期限:1年間のポイント加算期間を含む最大2年間
新規入会キャンペーンなどを利用すれば、発行手数料分がポイント還元され実質無料で手に入れることができる場合があります。

特典やキャンペーン

定期的に行われているキャンペーンには以下のようなものがあります。

ハッピーデー
毎月8日、18日、28日は、全国のイトーヨーカドーで食料品・衣料品・住まいの品がnanaco利用で5%OFF

ハッピーデー
毎月8日、18日、28日は、全国のアリオやイトーヨーカドーの専門店街でnanacoを利用するとポイント2倍

セブンイレブンnanacoボーナスポイント
全国のセブン-イレブンで、対象商品をnanacoを使用して購入すると、ボーナスポイントがもらえる

これら以外にも、不定期で行われるイトーヨーカドーやセブンイレブン独自のキャンペーンや、提携店で行われるキャンペーンがあります。現在行われているキャンペーンはnanaco公式サイトでご確認ください。

WAON(ワオン)

基本情報

WAON(ワオン)はイオングループが運営する電子マネーです。イオンやミニストップ・ファミリーマートなどのコンビニをはじめ、多くの店舗で使用することができます。
WAONが使える主な店舗はこちらをご覧ください。

入手方法    :発行カウンターのある店舗やインターネット経由で入手できます
発行手数料   :300円
ポイント    :買い物200円(税抜)につき1ポイント
ポイント交換  :1ポイント ⇒ 1円

ポイント有効期限:1年間のポイント加算期間を含む最大2年間

特典やキャンペーン

定期的に行われているキャンペーンには以下のようなものがあります。

お客様感謝デー
毎月20日・30日は対象店舗でWAONを利用すると5%OFF

お客様わくわくデー
毎月5日・15日・25日は対象店舗でWAONを利用するとポイント2倍

ありが10デー
毎月10日は対象店舗でWAONを利用すると、支払い200円(税込)ごとに、ポイントが5倍

これら以外にも、不定期で行われるイオン独自のキャンペーンや、提携店で行われるキャンペーンがあります。現在行われているキャンペーンはWAON公式サイトでご確認ください。

nanaco(ナナコ)とWAON(ワオン)が使えるお店

それぞれの電子マネーが使える施設や店舗の一部です。両方使えるところ片方しか使えないところがあるのが分かります。

nanacoとWAONが使える主なお店

  nanaco WAON
コンビニ セブンイレブン ミニストップ
ファミリーマート
ローソン
ポプラ
セイコーマート
スーパー
百貨店
イトーヨーカドー イオン
西武・そごう ダイエー
ヨークマート マックスバリュ
ヨークベニマル イオンスーパーセンター
ダイイチ カスミ
ショッピングセンター アリオ イオンモール
マーレ イオンタウン
エルム ビブレ
飲食店 デニーズ 吉野家
ファミール 安楽亭
ポッポ キッチンオリジン
COCO壱番屋 COCO壱番屋
上島珈琲店 上島珈琲店
コメダ珈琲 コメダ珈琲
かっぱ寿司 かっぱ寿司
マクドナルド マクドナルド
ミスタードーナッツ 中華東秀
Volks Volks
ドラッグストア サンドラッグ ウェルシア
ツルハドラッグ ツルハドラッグ
セイムス セイムス
スギ薬局 スギ薬局
新生堂薬局 クスリのアオキ
レジャー施設 いわき・ら・ら・ミュウ イオンシネマ
サンリオピューロランド ユニバーサルスタジオジャパン
ラウンドワン ラウンドワン
サウパリゾートハワイアンズ サウパリゾートハワイアンズ
カラオケ館 小岩井農場
ガソリンスタンド エッソ コスモ石油
モービル
ゼネラル
家電量販店 ビックカメラ ビックカメラ
コジマ コジマ
ソフマップ ソフマップ
上新電機 上新電機
  エディオン
その他 アカチャンホンポ ライトオン
ロフト はるやま
ダイユーエイト やまや
カクヤス TSUTAYA

nanaco公式サイト「使えるお店を探す」
WAON公式サイト「使えるお店を探す」
より一部抜粋

シニア特典付きカード

nanacoとWAONには、シニア世代に向けた専用カードが用意されています。それぞれの特徴を見てみたいと思います。

senior nanaco

60歳以上の方が対象のカードです。通常のnanacoからの切り替えや65歳以上の方の新規発行は手数料が無料になっています。毎月15日と25日は64歳までの方も新規発行手数料が無料になるようです。

毎月15日・25日は、シニアナナコでの支払いで5%割引(一部商品を除く)

G.G WAON

55歳以上の方が対象のカードです。ちなみにG.G はGRAND GENERATIONの略だそうです。発行手数料が300円かかりますが、あらかじめカードに300ポイントが付与されていますので実質無料で手に入れることができます。

毎月15日は、G.G WAONでの支払いで5%割引(一部商品を除く)

ゆうゆうワオン

65歳以上の方が対象のカードです。発行手数料が300円かかりますが、あらかじめカードに300ポイントが付与されていますので実質無料で手に入れることができます。

毎月15日は、ゆうゆうワオンでの支払いで5%割引(一部商品を除く)
さらに、ゆうゆうワオンで同一店舗の直営売場で3,000円(税込)以上買い物すると、100WAONポイントプレゼント(一部店舗を除く)

 

消費税率改定後ポイント還元のために

2019年10月に消費税が8%から10%に引き上げられ、それに伴って以下のような施策が予定されています。

政府は26日、経済財政諮問会議や未来投資会議などの合同会議を開き、来年10月の消費税率10%への引き上げに伴う景気対策の原案をまとめた。主に食料品を対象とする軽減税率や増税と同時に実施する幼児教育・保育の無償化などの恒久措置と、キャッシュレスで買い物をした場合のポイント還元などの暫定措置を組み合わせる。還元率は5%、期間は来年10月から2020年の東京五輪・パラリンピック開催前までの9カ月間で検討している。切れ目ない対応で増税後の景気の腰折れを防ぐ。

出典:時事ドットコムニュース2018年11月26日

キャッシュレスで買い物をした場合のポイント還元対象になる商品やサービスは細かく規定され、対象にならないものもあるようですしポイント還元率についても一律ではないようです。キャッシュレス決済ができるかどうかで還元されるかどうかが違ってくる制度には不公平感も感じますが、決まってからは異議を唱えても無意味なことです。それよりも制度が決まったらその恩恵を受けられるように、この機会に1つくらいnanacoやWAONのようなキャッシュレス決済のできるカードを持ってもいいかもしれません。

 

最後に

2つの電子マネーを比較しましたが、それぞれに使いやすいポイントがありました。
また、消費税率引き上げ後、一定期間ではありますがポイント還元の恩恵も受けられそうです。
今回比較した電子マネーはクレジットカード機能がついていないタイプのものですから、いつの間にか使いすぎてしまったということもありませんので、カード決済に苦手意識を持っている方も、お財布の邪魔にならなければ両方持って店舗やサービスによって使い分けてもいいかもしれません。