ブログ初心者の奮闘「新規ユーザーなのにDirect」「滞在時間0秒」 グーグルアナリティクスの不思議

サイトを公開したばかりでアクセス数が少ないことで気付いた不思議なことがありました。
サイト公開後間もない方の中には、
同じようなことを疑問に思っている方もいるかと思いますので、調べた結果を簡単にメモしておきたいと思います。

新規ユーザーなのにDirect

スマホのアプリでグーグルアナリティクスを開いた時のことです。
新規ユーザー欄に訪問者の形跡が。
どうゆう経路なのか気になりデフォルトチャンネルグループを見たところ、全て「Direct」。
新規で訪問してくれた人が「Direct」って?
いったいどういうことなんでしょう。

調べてみた

デフォルトチャンネルグループとは、アクセスがどのような経緯であったかを知る手段です。
細かく定義されていますが、公開当初は下の5つくらいが該当するのではないでしょうか。

Organic Search = 検索エンジンからのアクセス
Referral = 他のWebサイトからのアクセス
Social = ソーシャルメディアからのアクセス
Direct = 他のいずれのチャンネルも経由していないアクセス
Other = 他のどのチャンネルにも分類されなかったアクセス
Directに分類されるものとしては、URLを直接入力してのアクセス、ブックマークからのアクセス、アプリからのアクセスなどが該当するようです。

ここまでを見ると、新規のアクセスがDirectに分類されることはあり得ないように見えますが、実際には珍しいことではないようです。
よく言われているのが「サジェスト機能」です。

サジェスト‐きのう【サジェスト機能
インターネットのサーチエンジンで、検索した文字列に関連の深い語句を逐次予測して表示する機能。米国グーグル社のサーチエンジンではオートコンプリートといい、語句の候補を、他の利用者の検索語句や同社のデータベースから機械的に抽出して表示している。予測表示機能。検索予測機能。検索候補機能。

出典:デジタル大辞泉

つまり、アドレスバーにキーワードを入れると自動的に候補が表示される機能ですが、これを使ってのアクセスはDirectに分類されるそうです。
また、スマホのアプリなどGoogleで認識していない参照元もあったりするそうで、そういった場合もDirect(none)に分類されるようですし、Directに分類されるケースはその他にもいくつかあるようです

とりあえずの結論

Directに分類されるケースにはいろいろな理由があるようで、いくつかの条件下で「新規ユーザーであってもDirect」に分類されることがあるということでした。
他国語などでの流入の場合はスパムの可能性もあるので、あまり多い場合は注意したほうがいいようですが、そうでなければ気にする必要はないようです。

 

アクセスがあるのにセッション継続時間0秒

夜12時過ぎ、就寝前になんとなくグーグルアナリティクスを開いた時です。
日付が変わったばかりでアクセスがあったと喜んだのもつかの間、「セッション継続時間0分00秒」の文字が。
本当にアクセスがあったのか? 完全にページが開く前に閉じたのか?
どういうことでしょう。

調べてみた

グーグルアナリティクスのヘルプページを見てみるとセッション継続時間の計算方法が例示されていました。

それによると、サイトに留まった時間というのは、サイト内のページを複数見たその最後のページにアクセスした時刻から最初のページにアクセスした時刻を引いて計算するようです。

【セッション継続時間 
最後のページにアクセス 12:20 - 最初のページにアクセス 12:00 = 20分

つまり、複数ページを閲覧してもらって初めてセッション継続時間が計算できるので、直帰されてしまうと引き算が成り立たず計算できないということになります。

【直帰した場合のセッション継続時間 
最後(=最初のページにアクセス
 12:00 - 最初のページにアクセス 12:00 = 0分

たしかに画面を見ると直帰率100%となっています。
そのため滞在時間を算出できず「セッション継続時間0分00秒」という表記になったようです。

とりあえずの結論

アクセスがあったにもかかわらずセッション継続時間0秒というケースは、サイトの記事を全く見てもらえなかったのではなく、そのページだけを見て直帰してしまったため、どのくらい滞在したか計測できなかったということを示していることが分かりました。

 

検索キーワードがすべて「not provided」

デフォルトチャンネルグループの「Organic Searchの欄にチラホラと数字が出るようになったので、みなさんどんなキーワードで検索してきてくれているのだろうと確認したところ、すべてが「not provided」となっていました。
なぜそうなるのでしょう。

調べてみた

not provided」とは、検索サイトから検索キーワードの情報提供がなかったということを意味しているようです。
原因は、GoogleやYahoo!Japanなどの検索エンジンのSSL化でした。

Transport Layer Security(トランスポート・レイヤー・セキュリティ、TLS)は、インターネットなどのコンピュータネットワークにおいてセキュリティを要求される通信を行うためのプロトコルである。主な機能として、通信相手の認証、通信内容の暗号化、改竄の検出を提供する。TLSはIETFによって策定された。
当プロトコルは(特に区別する場合を除いて)SSL (Secure Sockets Layer) と呼ばれることも多い。これは、TLSの元になったプロトコルがSSLであり、そのSSLという名称が広く普及していることによる。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

SSL化により検索キーワードも暗号化されてしまい、結果、検索キーワード情報の提供がなかったことを意味する「not provided」にカウントされてしまうということでした。
さらに調べれば「not provided」の中身を予測する手段もあるようですが、アクセス数も少ない現段階でそこまでする必要を感じませんでしたので、今回はここまでとしました。

とりあえずの結論

検索キーワードがすべてnot provided」になっていた理由は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンのSSL化により検索キーワードが暗号化されてしまっていたためでした。
日本での検索エンジンのシェアはGoogleとYahoo!だけで9割を超えているようですので、今後グーグルアナリティクスで検索キーワードを調べようとしても、「not provided」ばかりになってしまうのかもしれませんね。

 

さいごに

今回は、グーグルアナリティクスを眺めていて疑問に思ったことをいくつか調べてみました。
きっと多くの方はご存じなのでしょうが、初心者にとっては「自分のやり方がどこか違っているのでは」と不安になるようなことでした。
ここに書いたことが、もし同じように疑問を持っている方の安心材料になれれば幸いです。