父が携帯をガラケーからスマホに変えたいということでいろいろ考えた末、MVNOの某モバイルに決定しかけたとき、auから「カケホ割60」を利用したお得なプラン変更の情報が届きました。
結果、スマホ選びはまた振出しに戻りました。
auからの郵便
今回、上のような郵便物がauから送られてきました。
同封された「同封の感謝クーポンに記載している携帯電話について重要なお知らせです。」という案内の内容を勝手に要約させてもらうと以下のようなことが書かれていました。
- 第3世代(3G)の携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」が2022年3月末で終了する。
- 特典をいくつか用意したのでこの機会にスマホに変えませんか。
終了予定時期を見るとまだ少し先のようなので、いつもでしたらそれほど気にしなかったと思いますが、今回はたまたまスマホに変えようかと考えていたところでしたし、「カケホ割60」というシニアにお得なプラン情報も掲載されていたので少し調べてみました。
案内されていた特典は3つです。
- 機種代金がお得
- ご利用料金もお得
- 機種変更の契約事務手数料が不要
ここから「カケホ割60」に契約することを前提にひとつづつ簡単に見ていきたいと思います。
特典1 機種代金がお得
カケホ割60対象機種は、KYOCERAのBASIO3(ベイシオ スリー)とLG ElectronicsのLG it LGV36(エルジー イット エルジーブイサンロク)の2種類となっています。
それぞれ初スマホ割りとクーポンを利用することで代金がお得になります。
感謝クーポンを使えばさらにお得に
BASIO3(ベイシオ スリー)
カラーラインナップ
選べるカラーはゴールド・ブルー・レッドの3種類です。
主な機能
「BASIO3」と「LG it LGV36」のスペック比較はこちら
一押し機能
BASIO3のカメラレンズは、通常スライドカバーで汚れや傷から保護されていますが、スライドカバーを開くと即時にカメラが起動しピント合わせもしてくれるので、撮りたい瞬間を逃がしません。
LG it LGV36(エルジー イット エルジーブイサンロク)
カラーラインナップ
パールホワイト・メタリックレッド・モロッカンブルーから選ぶことができます。
主な機能
「BASIO3」と「LG it LGV36」のスペック比較はこちら
一押し機能
LG ElectronicsのLG it LGV36では、気になる画面や重要な画面を丸ごとコピーして、大事なことを指で簡単にメモすることができます。
「BASIO3」と「LG it LGV36」のスペック比較
ここではそれぞれの機種の主な機能を比較してみます。
機種 | BASIO3 | LG it LGV36 |
KYOCERA | LG Electronics | |
49,680円(税込) | 32,400円(税込) | |
サイズ | 約71×144×9.9 mm | 約72×145×8.0mm |
重量 | 約150g | 約140g |
バッテリー容量 | 2,940mAh | 2,500mAh |
電池パック取り外し | ― | 〇 |
外部メモリ 推奨最大容量 | 256GB microSDXC™ | 400GB microSDXC™ |
内蔵メモリ容量 (RAM/ROM) | 3GB /32GB | 3GB /32GB |
ディスプレイ(画面)タイプ | TFT | IPS |
画面サイズ | 約5,0インチ | 約5.0インチ |
ディスプレイ(画面)最大表示色 | 約1,677万色 | 約1,677万色 |
ディスプレイ(画面)解像度 | 1,920×1,080(FHD) | 1,280×720(HD) |
au ICカード | au Nano IC Card 04 | au Nano IC Card 04 |
OS ※6 | Android™7.1 | Android™ 8.1 |
CPU | MSM8937 1.4GHz/クアッドコア +1.1GHz/クアッドコア | MSM8917 1.4GHz/クアッドコア |
通信規格 | 4G LTE/WiMAX 2+ | 4G LTE/WiMAX 2+ |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth® | Ver.4.2 | Ver.4.2 |
赤外線通信 | 〇(リモコン非対応) | ― |
メインカメラ | 約1,300万画素 CMOS | 約1,300万画素 CMOS |
サブカメラ | 約500万画素 CMOS | 約500万画素 CMOS |
オートフォーカス機能 | 〇 | 〇 |
手ブレ補正機能・手ブレ軽減機能 | 〇 | ― |
ワンセグ | 〇 | ― |
防水・防塵 | 〇 | ― |
GPS | 〇 | 〇 |
おサイフケータイ® | ― | ― |
緊急速報メール | 〇 | 〇 |
緊急通報位置通知 | 〇 | 〇 |
SMS (Cメール) | 〇 | 〇 |
初スマホ割り | 32,400円(税込) | 21,600円(税込) |
サイズ・重量・主要機能に大きな差はないように見えます。カメラの細かい機能、ワンセグや防水・防塵といった付随機能で選ぶか、値段で選ぶかの判断になるでしょうか。初スマホ割りを適用すれば、値段の差もさほど大きくなくなります。
送られてきた案内に同封のクーポンでさらに機種代金が割引
案内に同封されていた感謝クーポンを使うことで、機種代金がさらに割引されます。対象機種の指定がありますが、初スマホ割りと合わせるとかなりお得にスマホを手に入れることが可能になります。
ご利用料金もお得
60歳以上限定の割引サービスを始め各種割引サービスを適用することで、お得な利用料金でスマホを利用することができます。
スマホ応援割
下記の条件を満たすと、利用料金が翌月から1年間1,000円/月割引となります。
- 新規契約(他社から乗りかえ含む)か機種変更
- auピタットプラン(スーパーカケホ/カケホ)に加入※
カケホ割60
下記の条件を満たすと、利用料金が翌月から1,000円/月割引となります。
- 契約者が60歳以上
- 新規契約(他社から乗りかえ含む)か機種変更と同時に対象機種を購入
- auピタットプラン(カケホ)に加入※
auスマートバリュー
対象サービスのスマホと「auひかり」や対象固定通信サービス(ネット+電話)などをセットで利用することで、毎月のスマホの利用料金を割り引くサービスです。データ量により割引額が変わります。
2年契約
2年単位の継続利用契約で、月々の利用料金が割引になります。
ただし、更新月以外の解約の場合契約解除料がかかります。
利用料金イメージ
機種変更の契約事務手数料が不要
通常の手続きで必要になる契約事務手数料が不要になる特典です。
さいごに
郵便が届いたことをきっかけにauの「カケホ60割」を利用したプランを調べてみましたが、料金とサービスのバランスは、月々の負担を軽くしたいと考えている人にとっても格安simに十分対抗できる内容でした。最安料金にするためにはインターネット回線の指定があったり、データ通信を使いすぎると料金が上がっていってしまうといった点が少し気になりますが、大手キャリアのこれまでの料金プランに比べれば随分リーズナブルになったと思います。長期ユーザーであったり、対象になるインターネット回線を使っていたりといった諸条件に合致する方にとっては、初めて使うスマホの候補に十分なると思います。クーポンが届いたら一度ショップに行って、実機を見ながら説明を聞いてくる価値があると思わせる郵便でした。