「かんたんスマホ」と「おてがるスマホ」シニア向けおすすめ端末比較

60歳以上の利用者に向けシニア割引のある通話料定額サービスを提供しているMVNOが「Y!mobile」と「UQモバイル」の2社です。
プランや料金などにはすこしちがいがあるようですが推奨端末はどうなのか?

今回はそれぞれが勧めるシニア向けスマホ端末2種を比べてみました。

MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは仮想移動体通信事業者の総称で、NTTドコモやAU、ソフトバンクなどのキャリアと呼ばれる携帯電話会社から通信回線を借り受け、それを利用した格安スマホ・格安SIMのサービスを提供している通信事業者です。

Y!mobileのかんたんスマホ

Y!mobile」はソフトバンクグループのワイモバイル株式会社が運営するMVNOです。

選べるプランは1か月の高速データ通信容量が3GBのシンプルS、15GBのシンプルM、25GBのシンプルLの3種類で、最も料金の安いシンプルSは月額2,178円です。
60歳以上の使用者は、通常1,870円のかけ放題プラン「スーパーだれとでも定額(S)」が770円で利用できる「60歳以上ずーっと割引キャンペーン」の対象になるため、割安な料金で通話無制限のプランを利用することができます。

↓詳細は公式サイトで↓
Y!mobile公式

UQモバイルのおてがるスマホ

UQモバイル」はKDDIのグループ企業であるUQコミュニケーションズが運営するMVNOです。

1か月の高速データ通信容量がそれぞれ3GB、15GB、25GBのくりこしプランS、くりこしプランM、くりこしプランLの3種類のプランがあり、最安のくりこしプランSは月額1,628円です。
使用者が60歳以上の場合、通常1,870円の通話オプション「かけ放題(24時間いつでも)」が770円となり「Y!mobile」同様、割安な料金で通話無制限のプランを利用することができます。

↓詳細は公式サイトで↓
UQモバイル公式

 

シニア世代向けのおすすめスマホ端末

Y!mobile」「UQモバイル」のいずれも京セラの端末がシニア向けとして用意されています。
シニア向けスマホとして重要なポイントとなる「画面は大きく見やすいサイズか?」「操作方法は簡単に覚えられるか?」を中心に比較してみます。

Y!mobileのかんたんスマホ2

Y!mobileでおすすめのシニア向けスマホ端末は京セラのかんたんスマホ2(A001KC)です。いったいどんなところがシニア向きなのかを簡単に見てみたいと思います。

画像引用元:Y!mobile

かんたんスマホ2(京セラA001KC)の特徴

  • 大きな文字とシンプルなホーム画面で簡単に操作できます。
  • 電話・ホーム・メールの専用ボタンが配置されているので、直感的に操作が可能。不在着信やメールがあれば、それぞれのボタンが光って知らせてくれます。
  • 困ったときには「サポート」ボタンを押すだけで、スマホが自動診断を始めてくれます。
  • 最新の迷惑電話リストをもとに、怪しい着信を判断し警告画面を表示してくれます。

初めてスマホに触る方でも簡単に安心して使えるよう設計されたスマホのようです。「今更新しいこと覚えるのは面倒くさい」と思っている方でも十分使いこなせるでしょう。

かんたんスマホ2(京セラA001KC)のそのほか便利機能

Googleレンズ
  • カメラを向けるだけで、植物の名前を調べたり、外国語の翻訳ができます。
Googleアシスト(音声検索)
  • 音声検索キーを押してスマホに話しかけると目的地への行き方を調べてくれます。
ラジスマ
  • インターネット放送とFM放送の両方でラジオを聴くことができますので災害時などもしどちらかの通信が途絶えても安心です。

かんたんスマホ2(京セラA001KC)のおもな仕様

メーカー名京セラ株式会社
大きさ約W71×H159×D8.9mm
重さ約151g
画面サイズ約5.6インチ
メインカメラ約1,300万画素

↓詳細は公式サイトで↓
Y!mobile公式

 

UQモバイルのおてがるスマホBASIO4

UQモバイルのおすすめシニア向けスマホ端末は京セラのBASIO4です。シニア世代の利用を想定した機能などその特徴を簡単に見てみたいと思います。

画像引用元:UQモバイル

おてがるスマホ(BASIO4)の特徴

  • 大きな文字とシンプルなホーム画面で簡単に操作できます。
  • 電話・ホーム・メールの専用ボタンが配置されているので簡単に操作することができます。不在着信やメールがあれば、それぞれのボタンが光って知らせてくれます。

こちらもスマホに不慣れな方でも簡単に安心して使えるよう設計されたスマホのようです。シニア世代の方でも直感的に操作できます。

おてがるスマホ(BASIO4)のそのほか便利機能

後から録音
  • 通話終了時に、直前の通話内容を音声データとして、1件あたり最大60分保存できます。
パーソナル・スクリーン for BASIO
  • ホーム画面を横にスライドするだけで朝はニュース、夜は動画など、最適な情報を生活リズムや使い方に合わせて知らせてくれます。

おてがるスマホ(BASIO4)のおもな仕様

メーカー名京セラ株式会社
大きさ約H159×W71×D8.9mm
重さ約151g
画面サイズ約5.6インチ
メインカメラ約1,300万画素

↓詳細は公式サイトで↓
UQモバイル公式

 

おてがるスマホBASIO4とかんたんスマホ2とのスペック比較

 UQモバイル
BASIO4
Y!mobile
かんたんスマホ2
メーカー名京セラ株式会社京セラ株式会社
大きさ約H159×W71×D8.9mm約W71×H159×D8.9mm
カラーシャンパンゴールド
ワインレッド
シルバー
レッド
ネイビー
重さ約151g約151g
画面サイズ約5.6インチ約5.6インチ
メインカメラ約1,300万画素約1,300万画素
ワンセグ
おさいふケータイ××
緊急地震速報
防水・防塵

 

さいごに

今回は「Y!mobileのかんたんスマホ2」と「UQモバイルのおてがるスマホBASIO4」について調べましたが、パンフレット等を見る限りサイズやスペックなどほぼ同等のようでした。シニア向けプランのおすすめ機種として両者ともにラインナップしていることを考えると、シニア世代の利用に特化した使いやすい機種なのでしょう。
ここで端末は同等のものを選べることがわかりましたので、「Y!mobile」と「UQモバイル」のシニア向けプランを比較する際はプランの内容や基本料金などがより自分に合ったほうを選択すればいいようですね。
プラン選びの際は下の記事も参考にしてみてください。

「かんたんスマホ」と「おてがるスマホ」シニアにおすすめ度比較
父の初めてのスマホ選びということで、MVNO4社比較から始まり最終的にY!mobileの「かんたんスマホ」とUQモバイルの「おてがるスマホ」を比較してみました。

※画像はY!mobile・UQモバイルの公式サイトより引用させていただきました。
※記事中の料金はすべて税込価格となります。