BURBERRYの腕時計(ムーブメント : CITIZEN6031)の電池を自分で交換

自動巻きや手巻きなどの機械式時計やソーラー時計などでない多くの腕時計は、大体2年前後で電池交換の時期を迎えますので時計店などの専門店に依頼して交換をしてもらいます。
通常は1,000円から3,000円程度で即日交換できるので、それでまた2年間使用することができることを考えれば決して高価な買い物ではないでしょう。
ただし、一部の品物ではメーカー対応になり高額な費用がかかってしまう場合や、ホームセンターなど自店で作業できない店では時間がかかってしまう場合があります。
そんな理由もあってか、最近では自分でできるよう腕時計の電池交換に使う工具が手軽に入手できるようになりました。

ということで今回は腕時計工具セットをネット通販で入手し、それを使ってBURBERRYの腕時計の電池を自分で交換してみました。

腕時計の電池交換は、作業時にコイルをキズつけてしまったり針がはずれてしまったりして時計が使用できなくなるリスクがあります。
注意‼腕時計の電池交換を自分で工具を買ってするときのリスク
最近はネット検索すれば腕時計の電池交換作業を紹介しているページを数多く見つけることができます。 そのため自分でチャレンジすることが容易になりましたが、取り返しのつかないことになってしまう失敗もあるようです。

電池交換の準備をする

今回電池交換した時計

Burberryの腕時計です。

  • 裏ブタの開け方:こじ開けタイプ
  • ムーブメントの型番:CITIZEN 6031
  • ボタン電池の型番:SR621SW

工具の準備

裏蓋がこじ開け式の場合、電池交換には以下のような工具が必要になりますので準備します。

  • 指サック
    ムーブや電池に直接触れないように使用します。
  • ピンセット
  • ばね棒外し
  • こじ開け器
  • 精密ドライバー(-)
大きめの100円ショップですべて揃えることができますが、(一部100円では買えないものやセットで売っているものもあります。)千円ちょっとで下のようなセットを購入することもできます。

ボタン電池

執筆時の最安値は、MURATAのボタン電池SR621SW(Amazonで送料込み165円)でした。

【ボタン電池のSWとW
時計用の酸化銀ボタン電池には、SWとWの2つのタイプがあります。

それぞれSWタイプはアナログ時計など比較的負荷の小さな時計に、Wタイプはデジタル時計などパワーが必要な時計に利用されます。

 

 

電池を交換する

裏蓋を開ける

まずは赤丸の部分にこじ開け器を差し込み裏蓋を開けます。
裏蓋にこじ開け器が引っ掛かりやすくなるような加工がしてある時計が多いのですが、この時計はそれがないため少しずつずらしながら丁寧に開けました。

今回のようにこじ開け器を差し込む溝などがなく開けにくい場合には、ケースと裏蓋の間にこじ開け器をあてハンマーで軽くたたく方法もあります。

ちょっとひと手間

そのままでも裏蓋を開けることはできますが、ベルトのピンを1か所外すことで作業時にベルトが裏蓋を邪魔することがなくなります。

古い電池を外し新しい電池をセットする

赤丸の部分で電池がフックされていますので、反対側に精密ドライバーなどをそっと差し込み電池を浮かせ、ピンセットなどで外します。
この時まれに電池が飛び出す場合があるようです。

黒丸で囲った部分はコイルです。
ドライバーやピンセットでこの部品にキズをつけてしまうとかなり高い確率で時計が動かなくなりますので細心の注意が必要な作業です。

電池を外したら新しい電池を用意し、コイルにキズをつけないよう注意しながら外した時と反対の手順で電池をセットし作動確認します。
今回は3針の時計ですので、問題なければすぐに秒針が動き始めます。

電池の持ち方にも注意が必要です。
素手で電池に触れないことはもちろんですが、次の画像の誤った持ち方のように上下をつまんでしまうと電池がショートしてしまいますので、
必ず側面をつまむか絶縁されたピンセットを使用するようにします。

正しい持ち方

誤った持ち方

裏蓋を閉める

電池を交換して作動確認をしたら裏蓋を閉めますが、その際ゴムパッキンを一度はずし劣化したりしていないか確認します。

ゴムパッキンを再度セットしたら裏蓋を閉めますが、この時必ず裏蓋の切込みを竜頭の位置に合わせて閉めます

切込みの位置がずれると竜頭の心棒を破損する恐れがあります。
こじ開け式の時計で厄介なことの一つが、裏蓋が硬くて閉められないものがあるということです。
そんな時は下のような器具を使い閉めることができますが、扱い方によっては風防ガラスを破損したりケースにキズをつけたりする場合があります

時刻を合わせて終了

最後に時刻を合わせて終了です。
今回の所要時間はこじ開けに少し手間取り15分でした。

情報通信研究機構のホームページでは日本標準時が確認できます。
⇒ 情報通信研究機構公式サイト