COACHの腕時計(ムーブメント : EPSON Y121E)の電池を自分で交換

自動巻きや手巻きなどの機械式時計やソーラー時計などでない多くの腕時計は、おおよそ2年前後で電池交換の時期を迎えますので時計店などの専門店で交換をしてもらいます。
大抵1,000円から3,000円程度で即日交換できるので、そこからあらためて2年間使用することができることを考えれば決して高価な買い物ではないでしょう。
ただし、品物によってはメーカー対応になり高額になってしまう場合や、自店では作業できない店などに依頼すると時間がかかってしまう場合があります。
そんなこともあってか、最近では自分でできるよう腕時計の電池交換に使う工具が手軽に入手できるようになりました。

ということで、今回はネット通販で入手した腕時計工具セットを使ってCOACHの腕時計の電池を自分で交換してみました。

腕時計の電池交換は、作業時にコイルをキズつけてしまったり針がはずれてしまったりして時計が使用できなくなるリスクがあります。
注意‼腕時計の電池交換を自分で工具を買ってするときのリスク
最近はネット検索すれば腕時計の電池交換作業を紹介しているページを数多く見つけることができます。 そのため自分でチャレンジすることが容易になりましたが、取り返しのつかないことになってしまう失敗もあるようです。

電池交換の準備をする

今回電池交換した時計

COACHの腕時計です。

  • 裏ブタの開け方:こじ開けタイプ
  • ムーブメントの型番:S.EPSON Y121E
  • ボタン電池の型番:SR626SW

工具の準備

裏蓋がこじ開け式になっている腕時計の電池交換には以下のような工具が必要になりますので準備します。

  • 指サック
    ムーブや電池に直接触れないように使用します。
  • ピンセット
  • ばね棒外し
  • こじ開け器
大きめの100円ショップですべてそろえることができますが、(一部100円では買えないものもあります。)千円ちょっとで下のようなセットを購入することもできます。

ボタン電池

今回使用したのはmaxellのボタン電池SR626SWです。
執筆時Amazonでは送料込み255円で販売されていました。

【ボタン電池のSWとW
時計用のSRボタン電池には、SWとWの2つのタイプがあります。

それぞれSWタイプはアナログ時計など比較的負荷の小さな時計に、Wタイプはデジタル時計などパワーが必要な時計に利用されます。

 

 

電池を交換する

裏蓋を開ける

まずは赤丸の隙間が空いた部分にこじ開け器を差し込み裏蓋を開けます。ケースにキズをつけないよう丁寧に開けました。

ちょっとひと手間

そのまま裏蓋を開けることもできますが、ベルトのピンを1か所外すことで作業時にベルトが裏蓋を邪魔することがなくなります。

古い電池を外し新しい電池をセットする

赤丸の部分で電池がフックされていますので、ピンセットなど先の少し尖ったものでそっと広げ外します。
※電池が飛び出す場合が多いようです。

電池を外したら新しい電池を用意し、外した時と反対の手順でセットして作動確認します。
今回のように3針の時計の場合、異常がなければ秒針が動き始めますので確認ができます。

交換時、電池の持ち方には注意が必要です。
素手で電池に触れないことはもちろんですが、次の画像の誤った持ち方のように上下をつまんでしまうと電池がショートしてしまいますので、
必ず側面をつまむか絶縁されたピンセットを使用するようにします。

正しい持ち方

誤った持ち方

裏蓋を閉める

電池を交換して作動確認をしたら裏蓋を閉めます。
多くの時計の裏蓋には画像のような切込みがありますので、この切込みを竜頭の位置に合わせて蓋を閉めます。

切込みの位置がずれると竜頭の心棒を破損する恐れがあります。
こじ開け式の時計で厄介なことの一つが、裏蓋が硬くて閉められないものがあるということです。
そんな時は下のような器具を使い閉めることができますが、扱い方によっては風防ガラスを破損したりケースにキズをつけたりする場合があります

時刻を合わせて終了

最後に時刻を合わせたら終了です。
今回の所要時間は10分でした。

情報通信研究機構のホームページでは日本標準時を確認する事ができます。⇒ 情報通信研究機構公式サイト