Paul Smithの腕時計(ムーブメント : CITIZEN6038)の電池を自分で交換

機械式の腕時計やソーラーパワーの時計などを除いた多くの腕時計は大体2年前後で電池の交換時期を迎えますので、時計店などの専門店に依頼して交換をしてもらう必要があります。
通常は1,000円から3,000円程度で当日交換できるので、約2年間使用することができることを考えれば決して高価な買い物ではないでしょう。
ただし、品物によってはメーカー対応になり高額になってしまうケースや、自店で作業できない店に依頼した場合は時間がかかってしまう場合があります。
そんなこともあってか、最近では腕時計の電池交換に使う工具が手軽に入手できDIYできるようになりました。

今回はDIY用の腕時計工具セットを使ってPaul Smithの腕時計の電池を交換してみました。

腕時計の電池交換は、作業時にコイルをキズつけてしまったり針がはずれてしまったりして時計が使用できなくなるリスクがあります。
注意‼腕時計の電池交換を自分でするにはそれなりのリスクが
最近はネット検索すれば腕時計の電池交換作業を紹介しているページを数多く見つけることができます。 そのため自分でチャレンジすることが容易になりましたが、取り返しのつかないことになってしまう失敗もあるようです。

電池交換の準備をする

今回電池交換した時計

Paul Smithの腕時計です。

  • 裏蓋の開け方:スクリュータイプ
  • ムーブメントの型番:CITIZEN6038
  • ボタン電池の型番:SR621SW

工具の準備

裏蓋がスクリュー式の場合、電池交換には以下のような工具が必要になりますので準備します。

  • 裏蓋オープナー(側開器)
  • 精密ドライバー(-)
  • ピンセット
  • ばね棒外し
  • 指サック=ムーブや電池に直接触れないように使用します。

裏蓋オープナー(側開器)以外は大きめの100円ショップで揃えることができますが、ネットショップでは千円ちょっとで工具セットを購入することもできます。

ボタン電池

ムーブメントに適合したボタン電池を用意します。
執筆時の最安値は、MURATAのボタン電池SR621SWでした。

【ボタン電池のSWとW
時計用の酸化銀ボタン電池には、SWとWの2つのタイプがあります。

それぞれSWタイプはアナログ時計など比較的負荷の小さな時計に、Wタイプはデジタル時計などパワーが必要な時計に利用されます。

 

 

電池を交換する

ベルトのピンを外す

裏蓋がスクリュー式の腕時計の場合は、オープナーを使用するとき邪魔にならないようベルトのピン(画像赤丸部分など)を1か所外してベルトを広げ作業します。

裏蓋を開ける

裏蓋にあるくぼみの2つに下のような側開器のツメをあてて回転させ裏蓋を開けます。

古い電池を外す

ツメ(画像赤丸部分)で電池が固定されていますので、精密ドライバーなどを使用して電池を外します。

新しい電池をセットする

電池を外したら新しい電池を用意し、コイルにキズをつけないよう注意しながら外した時と反対の手順で電池をセットし秒針が動くことを確認します。

電池の持ち方にも注意が必要です。
素手で電池に触れないことはもちろんですが、次の画像の誤った持ち方のように上下をつまんでしまうと電池がショートしてしまいますので、
必ず側面をつまむか絶縁されたピンセットを使用するようにします。

正しい持ち方

誤った持ち方

裏蓋を閉め時刻を合わせて終了

秒針が動いていることを確認したら裏蓋を閉め時刻を合わせて作業終了です。

スクリュー式の裏蓋は閉める際にパッキンがずれてしまうことがあるので注意が必要です。

情報通信研究機構のホームページでは日本標準時が確認できます。
⇒ 情報通信研究機構公式サイト